エクオール

エクオールをつくる腸内細菌と腸内フローラ

更年期とは、一般的に45〜55歳の閉経前後およそ10年間を指します。この期間は、卵巣機能の低下により女性ホルモン、エストロゲンの分泌が急激に減少します。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがありますが、このエストロゲンの分泌が急激に減少することで、身体や精神に不調が現れます。

脳は必要に応じてエストロゲンの分泌を要求するのですが、卵巣から分泌されるエストロゲンは卵巣機能の低下によりうまく分泌できず、そのことで脳が混乱すると言われています。脳でエストロゲンの分泌を命令している部分は、自律神経に関わる視床下部の下部に存在するため、様々な不調を引き起こしてしまいます。

こうした女性ホルモンの減少などが原因で現れる、更年期の身体や精神的な不調を更年期症状と呼び、より辛く重症化したものを更年期障害と呼んでいます。

ウイルスや怪我のように客観的に分かりやすいものではないため、ひとりで辛い思いを抱えて苦しんでいる女性はたくさんいます。そうしたつらい更年期障害に有効と言われているのが大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンで更年期を克服?

エストロゲンと似た働きをする成分として、大豆イソフラボンはよく知られています。大豆イソフラボンにより減少したエストロゲンが補われるため、更年期障害が軽くなると言われています。しかしこの大豆イソフラボンの効果には個人差がかなりあることが知られていました。

その理由はスーパーイソフラボンと呼ばれる「エクオール」にありました。

大豆イソフラボンとエクオール

大豆イソフラボンにはグリシテイン、ダイゼイン、ゲニステインという3つの成分からできています。ダイゼインは体内のエクオール産生菌という腸内細菌の働きにより「エクオール」という成分に代謝(変換)されます。このエクオールは大豆イソフラボンよりも更年期障害への効果が高いということが、最近の研究でわかってきました。

エクオールは更年期障害以外にも、骨粗しょう症予防、PMS(月経前症候群)、薄毛・脱毛、美白やシミの改善、乳がん予防、メタボ対策などにも効果が期待されています。

腸内細菌と腸内フローラ

エクオールをつくるエクオール産生菌以外にも、腸内細菌はたくさん存在しています。その数はなんと数百種類600兆個と言われています。腸内細菌を大きく分けると、乳酸菌に代表される「善玉菌」と、便秘などの元になる「悪玉菌」の2種類があります。そのほかにも「日和見菌」と言われる菌も存在し、日和見菌は腸内環境により善玉菌にも悪玉菌にもなると言われています。

腸内細菌は種類ごとにグループになって腸内に住んでいます。この様子はお花畑(flora)のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。テレビCMやテレビ番組でも腸内フローラは特集を組まれるなど、話題になっています。

厚労省「腸内細菌と健康」(外部サイト)

大豆イソフラボンについて

大豆イソフラボンは分子が大きいものと、分子が小さいものの2種類があります。一般的な大豆食品に含まれる大豆イソフラボンは分子が大きく、腸内で吸収されにくいと言われています。味噌などの発酵食品に含まれる大豆イソフラボンは分子が小さく、比較的吸収されやすくなっています。

大豆イソフラボンが腸内に入ってきた場合は、腸内細菌の働きでより分子が細かく、吸収しやすいものに分解されます。しかし、腸内細菌の数が少ない場合や、働きが弱い場合は分解がうまく進まずに余り吸収されないこともあるため、更年期障害を克服するためにも腸内フローラを正常に保つことが大切です。

エクオールをつくれるのは2人に1人?

エクオール産生菌を持っているのは、日本人女性の2人に1人と言われています。この菌を持つか持たないかは小さい頃の食事によって決まると言われ、大人になってからエクオール生産菌を持つ体質に変えることは難しいといえます。エクオール産生菌を持っていなければ体内でエクオールをつくることはできません。

毎日納豆や豆腐を一生懸命食べて、大豆イソフラボンを摂取しているのに更年期障害が楽にならないという場合はエクオール検査によりエクオール産生菌の有無を調べてみてもいいでしょう。エクオール産生菌の有無はエクオール検査で簡単に調べることができます。基本的には尿を採取して検査をします。エクオールは尿から排出されるので尿からエクオールが排出されれば、エクオール生産菌があるということになります。

厚労省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」(外部サイト)

エクオールサプリとラクトビオン酸

エクオール生産菌を持っていない人や、エクオール産生菌は持っていてるけれど、大豆製品を食べていて思うような効果が得られないという人は、ラクトビオン酸配合のエクオールサプリを試してみるといいでしょう。エクオールサプリは、エクオールを配合しているため、エクオール産生菌の有無には関係なく、エクオールを摂取することができます。また、ラクトビオン酸配合のエクオールサプリであれば、エクオール生産菌を持つ人にも嬉しい効果がありオススメです。

毎日大豆製品を食べなくてもエクオールを摂取することができ、手軽で継続しやすいのがエクオールサプリの良い点です。また、ラクトビオン酸が含まれていることで大豆イソフラボンやエクオールを吸収するのに大切な腸内フローラを整えくれたり、エクオールの産生を促す効果があります。また、カルシウムの吸収を高め、更年期においてリスクが高くなる骨粗しょう症の予防にも効果があります。

エクオールを大豆製品から摂取する場合の目安摂取量

更年期障害は、更年期と言われる45歳〜55歳までに起こる身体の不調のことで、女性ホルモンが減少することで起こると言われています。更年期を迎えると卵巣機能が著しく低下し、女性ホルモン、エストロゲンの分泌が減少します。このことが身体に様々な不調を引き起こしている言われています。この減少するエストロゲンに似た働きがあるとして注目されているのが大豆イソフラボンです。

そして、大豆イソフラボンの中のダイゼインという成分から作られるエクオールという成分が、特に更年期障害の緩和に有効な成分として今注目が集まっています。

更年期障害に効果的とされるエクオールですが、実際に更年期障害などの緩和効果を実感するために、一日にどれくらいの大豆イソフラボンを摂取する必要があるのでしょうか。一日に必要なエクオールの目安摂取量から、大豆イソフラボンの摂取量を換算しましたので参考にしてください。

一日のエクオール摂取量と過剰摂取時の副作用

エクオールの効果を実感するためには、一日に10mgの量を摂取することが重要という研究結果が出されています。大塚製薬の研究で、一日に10mgのエクオールを摂取した場合に、ホットフラッシュや首・肩のコリに対しての改善効果が見られたという結果が出されています。

独立行政法人 国立健康・栄養研究所「健康食品を対象とした食品成分の有効性評価及び健康影響 評価に関する調査研究」(外部サイト)

この研究結果に加え、各メーカーから販売されているエクオールサプリの目安摂取量も一日に10mgとなっているものが多く販売されています。では、どれくらいのエクオールを摂ると過剰摂取となるのでしょうか?また、過剰摂取をした場合には副作用の心配はないのでしょうか?

エクオールの安全性は、一日に30mgのエクオールを摂取した場合の身体に与える影響について確認がされており、影響はなかったという結論が出されています。

またエクオールは大豆イソフラボンのダイゼインから腸内細菌により体内で作られるものですので、過剰に副作用について心配する必要はありません。

これらのことから、効果を実感するために必要な一日の目安摂取量は10mgであり、仮に多く摂取したとしても30mg前後までであれば副作用をそこまで心配する必要はないでしょう。

エクオールを作り出すために必要な大豆イソフラボンの摂取量

さて、そんなステキなエクオールですが、身体の中で作り出すことが出来る人と出来ない人がおり、日本人の約半数の人しか作り出すことができません。

作り出すことができる人の場合、一日のエクオールの目安摂取量10mgを摂取するためには、どのくらいの量の大豆製品を食べれば良いのでしょうか。

エクオールを身体で作るのは非常に個人差が大きいため、あくまで参考となりますが、大体50mgの大豆イソフラボンで10mgのエクオールを作れるという研究結果がでています。大豆製品に含まれている大豆イソフラボンの量というのは、製造方法や原料によって多少変わってきますが、納豆であれば50g、お豆腐であれば250g、豆乳であれば200g程度摂取すれば、およそ50mgの大豆イソフラボンを摂取することができます。

エクオールは身体にためておくことができず、効果を実感するためには毎日大豆イソフラボンかエクオールを摂取する必要があります。大豆製品を食べるか、エクオールを直接摂取するか、ライフバランスに合わせて選択して更年期ライフを苦しむことなく過ごしていきましょう。

また、残念ながらエクオールを作ることができない人でも、サプリメントでエクオールを直接摂取するという方法があります。

エクオール摂取ならエクオールサプリがオススメ

更年期の女性にエクオールが人気ですが、エクオールを摂取するのにサプリメントを選ぶ女性が増えています。先ほどもお話した通りエクオールを作り出せる日本人女性は約半数。これは大豆イソフラボンからエクオールを作り出すエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかで決まります。

エクオール産生菌を持っているかどうかはエクオール検査により簡単に調べることができます。基本は尿を採取して検査します。エクオールは必要な働きをしたとあとは尿と一緒に排出されます。そのため尿にエクオールが検出されればエクオール生産菌を持っていると判断できます。

またエクオールを体内で作れる体質だったとしても、毎日大豆製品を食べ続けるのはかなり大変ですし、お金もかかります。エクオール配合したサプリメントであれば飲むだけで手軽にエクオールを摂取することができるため、更年期の女性の間で話題になっています。

エクオールサプリにもかなり種類がありますが、当サイトでオススメしているのは「エクオールを10mg配合」また「エクオールの産生をサポートするラクトビオン酸を配合」のサプリメントです。エクオールサプリならなんでも良いというわけではありませんので、購入する場合はしっかりとチェックすることをオススメします。

ラクトビオン酸配合のエクオールサプリとは

エクオールサプリによく含まれているラクトビオン酸はオリゴ糖の一種です。難消化性のオリゴ糖で、胃や小腸では消化吸収されず大腸まで届く成分です。ラクトビオン酸は、大腸で善玉菌のエサとなることで、腸内環境を整える役割を果たします。腸内はエクオールを産生し、エクオールが効果的に働くための大切な環境です。ラクトビオン酸配合のエクオールサプリを選ぶことで、より効果的に更年期障害の対策ができます。

また、ラクトビオン酸は、カルシウムの吸収を高める効果も期待できます。水への溶解性の高いラクトビオン酸は、カルシウムやミネラルなど水に溶けにくい成分を溶けやすくし、吸収を高めてくれます。更年期で女性ホルモンが減少すると、カルシウムが溶け出しやすくなります。骨密度が低くなると骨粗しょう症へのリスクも高まります。エクオールと合わせてラクトビオン酸を摂ることで、骨粗しょう症などのリスクを下げる効果も期待できます。

これ以外にも、上記で述べたようにラクトビオン酸はエクオールの産生を促す効果でも知られています。エクオールを産生できる人でも、腸内環境などによってエクオールを産生できる量には個人差があると言われています。大豆製品を意識的に摂取していても思うような効果が実感できなかった人も、ラクトビオン酸を含むエクオールサプリを摂取してみるといいでしょう。

エクオールの産生をサポートするラクトビオン酸とは

大豆イソフラボンから作られ、更年期障害の症状緩和効果が臨床試験により報告されているエクオール。大豆イソフラボンを含んでいる納豆や豆腐などの大豆製品を食べることで更年期障害がやわらぐというのは有名な話です。

最近では「ラクトビオン酸」と呼ばれる成分と同時に摂取することで、エクオールの産生を促す働きがあることが分かってきました。せっかく大豆イソフラボンを摂取しているのだから、より効果的なほうが嬉しいのですよね。今回はそんな更年期障害対策には欠かせない「ラクトビオン酸」について解説していきます。

注目を集める「ラクトビオン酸」とは

ラクトビオン酸はオリゴ糖の一種で、乳製品に含まれているラクトース(乳糖)が酢酸菌によって酸化したものです。さまざまな効果が期待されていた成分なのですが、最初は化学的に合成して作られていました。そのため、高価で安全性の確保が難しかったため、食品への活用が進んでいませんでした。

ところが、カスピ海ヨーグルトにラクトビオン酸が含まれてることがわかり、この成分を抽出することで、さまざまな食品への利用が期待されている成分です。

ラクトビオン酸の効果

さまざまな効果が期待されているラクトビオン酸には、大きくわけて3つの効果があります。

腸内環境を整える

ラクトビオン酸は、オリゴ糖の中でも難消化性オリゴ糖というものに分類されます。オリゴ糖には消化性のものと難消化性のものとがあります。また難消化性タイプのオリゴ糖は胃や小腸で消化、吸収されずに大腸まで届くという特徴があります。そのため、大腸で乳酸菌などの善玉菌のエサとなって、腸内環境を整えてお腹の調子を良くしてくれる効果があります。

骨粗しょう症の予防

ラクトビオン酸は、水への溶解性が高いため、カルシウムやミネラルなど本来なら水に溶けにくい成分を溶けやすくしてくれます。そのためカルシウムの吸収を高める作用もあります。これにより、腸内でカルシウムがより身体に吸収されるようになることで骨が丈夫になり、骨粗しょう症の予防につながるといわれています。

エクオールの産生を促す

更年期障害の症状緩和に効果があるエクオールは、大豆イソフラボンの1種であるダイゼインからエクオール産生菌と呼ばれる腸内細菌の働きによってエクオールへと変換されます。ラクトビオン酸にはエクオールの産生を促す効果があるため、大豆イソフラボンの効果をより高めることができると言えます。

ユニチカ株式会社『乳糖を原料とした新規機能性オリゴ糖「ラクトビオン酸」の開発』(外部サイト)

エクオール産生菌がいるのは2人に1人

エクオールの産生を促し、大豆イソフラボンの効果をより高めてくれるラクトビオン酸ですが、実は大豆イソフラボンからエクオールを作ることができるのは日本人のうち2人に1人と言われています。それは、大豆イソフラボンからエクオールを作るために必要なエクオール産生菌が、すべての人の腸内に生息しているわけではないからです。

エクオール産生菌が腸内に生息している人は大豆製品を食べることでエクオールを体内でつくることができますが、エクオール産生菌を持っていない人は、残念ながら体内でエクオールを作ることができません。つまり、大豆イソフラボンを摂取しても、更年期障害への効果がほとんどない場合もあるということです。

体内でエクオールを作れるかどうかはエクオール検査により調べることができます。郵送検査ができる検査キットがインターネットなどで販売されているため、気になる方はそういったものを利用するといいでしょう。エクオールは体内で必要な働きをした後は、尿と一緒に体外に排出されてます。そのため尿にエクオールが含まれるかを検査することで、エクオールを作れる体質かどうかを調べることができます。

エクオールサプリが有効

もしエクオール生産菌を持っていなかった場合は、大豆イソフラボンからではなくサプリメントでエクオールを摂取するという方法を試してみましょう。エクオールサプリは、エクオールだけでなく、ラクトビオン酸が含まれているものも多く、大豆イソフラボンを摂取していて効果が実感できなかった全ての人にオススメできます。

エクオール産生菌を持っている人でも、実はエクオールの産生は個人差がかなり大きいといわれています。これは人により持っている腸内細菌の種類などが異なるためです。そのため、エクオール産生菌を持っていて意識的に大豆イソフラボンを摂取している人でも、更年期障害に対して思うような効果が実感できない場合があります。そういった人にもラクトビオン酸を摂取することでより安定してエクオールを産生することができます。

エクオールとラクトビオン酸が含まれているサプリメントであれば、飲むだけで1日に必要なエクオールとエクオールの産生を助けるラクトビオン酸が一度に補給できます。毎日、大豆製品などから大豆イソフラボンを摂取する必要もなく続けやすいのもサプリメントの良いところです。

また、ラクトビオン酸はカルシウムの吸収を高めます。更年期障害の原因である女性ホルモン、エストロゲンの減少は、カルシウムが溶け出すスピードを速めてしまうため骨粗しょう症の原因にもなっています。思いがけない怪我などを防ぐためにもカルシウムをきちんと吸収することは大切です。カルシウムは鎮静効果もあるため、イライラやストレスによって興奮しやすい更年期症状にも効果が期待できます。

日本人女性の半数だけ!エクオール検査(ソイチェック)で簡単チェック

スーパーイソフラボンと呼ばれ、更年期障害の症状を軽くしてくれるといわれるエクオール。まさに更年期障害に悩んでいる女性の救世主のような存在として話題になっています。しかし、エクオールをつくることができるのは日本人の約50%だけ。エクオールをつくれる人、つくれない人かを見極める検査の方法についてご説明します。

なぜエクオールが更年期障害に効くの?

そもそも更年期とは、閉経前後10年間程を指し、だいたい45〜55歳のころを言います。更年期になると卵巣機能の低下により、女性ホルモン、エストロゲンの分泌が減少します。しかし、脳は必要に応じて、卵巣からエストロゲンを分泌するよう命令を出します。命令は出ているけれども、実際には分泌されない、このことで脳が混乱し、様々な不調を引き起こします。この不調を更年期障害と呼びます。

卵巣からエストロゲンを分泌するよう指示を出している脳の下垂体という部分は、実は自律神経を司る視床下部の下部に存在し、自律神経ととても密接な関係があります。そのため、エストロゲンの分泌の低下によって、身体にも不調が出るようになるのです。

このエストロゲンと似た働きがあるとして知られているのが大豆イソフラボンです。そして、その中でも大豆イソフラボンから作られるエクオールという成分が、特にエストロゲンと似た働きを持つと言われ、減少したエストロゲンの働きを補う効果があると注目されています。

エクオールはどうやって作られる?

エクオールというのは、大豆イソフラボンに含まれている「ダイゼイン」という成分から作られます。ダイゼインは腸内細菌の一つである『エクオール産生菌』と呼ばれる菌の働きによってエクオールに変化します。このエクオール産生菌が腸内に生息している人はダイゼインをエクオールに変換することができるため、大豆イソフラボンの恩恵を多く受け取ることができるというわけです。

では、エクオール産生菌が生息する人と生息しない人は、どのような違いがあるのか。このことについては、未だ研究が続けられているところです。一般的に、腸内に住み着く腸内細菌は小さい頃に決まると言われています。エクオールも腸内細菌の一つなので、幼少期に生息するかしないかが決まってしまうと言います。つまりエクオール産生菌を持っていない人が、後からエクオール産生菌を持つようになるのは難しいと言えます。

しかし内臓についてもまだまだ分からないことが多いため、研究が進めば、もしかすると近い将来、誰の腸内にもエクオール産生菌が生息することができるようになるかもしれませんね。

エクオール検査(ソイチェック)とは

エクオール産生菌が腸内に生息しているかどうかは、エクオール検査(ソイチェック)によって確認をすることができます。検査キットは通販でキットを購入して検査を行うか、ソイチェックを実施しているお医者さんを探して検査を行うかのどちらかとなります。

検査方法は尿を採取しての検査が一般的で家庭でも手軽に実施することができます。エクオールや大豆イソフラボンは、身体のなかで作用した後に尿と一緒に排泄されるので、尿を検査してエクオールが検出されれば、身体のなかでエクオールがつくられているということになるわけです。

手軽にできるソイチェクですが、検査を受けるときには注意したいことがあります。それは、エクオールサプリを摂取した直後に検査を行うと、尿からサプリの影響でエクオールが検出されてしまうということです。エクオールを摂取したような場合は3日以上空けてから検査を行うようにしましょう。

楽天市場「エクオール検査キット」(外部サイト)

エクオールがつくれなくても諦めなくてよい

エクオール産生菌を持っていない場合には、大豆製品からエクオールを作ることはできません。しかし、エクオール配合のサプリメントなら直接エクオールを摂取することができます。そのためエクオールがつくれない人でもエクオールの効果を得ることができます。

また、エクオールがつくれる人でも、エクオールをつくるためには大豆イソフラボン(大豆製品)を摂取する必要がありますが、大豆イソフラボンを毎日摂取するのもなかなか大変なことです。エクオールサプリメントを持っていると、いざというときにサッと摂取することができるのでエクオールをつくりだすことが出来る人にもおススメです。

1日に必要なエクオールの量は?

エクオールの1日の推奨摂取量は厚労省などで公的に定められているわけではありません。臨床試験などで分かっているのは1日10mgのエクオールを摂取することで更年期障害などに効果を発揮するということです。

エクオール10mgは、大豆イソフラボンおおよそ50mgからつくられます。大豆イソフラボン50mgというのは食品に換算すると「納豆1パック(50g)」「豆腐2/3丁(200g)」「豆乳1杯(200ml)」となります。意外と現実的な量に思われるかもしれません。

ただし、これらは毎日摂取する必要があるため、エクオール産生菌を持つ女性でもエクオールサプリを利用する方が急増しています。またエクオールサプリにはエクオール生成をサポートする「ラクトビオン酸」などを配合しているものもあるため大豆製品で摂取するよりも効率よくエクオールを摂取できます。

独立行政法人国立健康・栄養研究所「エクオールの有意性」(外部サイト)

更年期障害の症状をやわらげる方法とエクオールの効果効能

さまざまな症状が発生する更年期障害。症状には個人差がありますが、症状が重い人は日常生活を送るのにも支障がでてくるほどです。そんなツラい更年期障害の症状をやわらげる方法を教えます。

更年期障害はこうして起こる

更年期とは、閉経前後おおよそ10年間を指します。個人差はありますが、45歳〜55歳の頃を指しています。この頃になると卵巣機能が低下し、閉経へと向かいます。卵巣は女性ホルモンを分泌している場所のため、このことが身体へも大きく影響していきます。

更年期障害は、女性ホルモン、エストロゲンの分泌量低下に伴って、ホルモンバランスが乱れることが原因で起こります。ホルモンバランスが乱れることで脳が混乱をおこし、自律神経が不調になるのです。

自律神経を司る視床下部とホルモン分泌に作用する下垂体は密接して存在します。更年期に差し掛かり、卵巣機能が低下するとそこから分泌しているエストロゲンの分泌も低下してしまいます。しかし、必要に応じて視床下部及び下垂体からエストロゲンの分泌の指令が送られます。

脳からは分泌の指令が出ているのに、実際には分泌できないという状態になり、このことが脳を混乱させます。そして、その影響を受けて自律神経も乱れてしまいます。

更年期障害はこうして女性ホルモンのバランスが乱れることで起こります。このようなホルモンバランスの乱れを整えてあげることができれば、更年期障害の症状をやわらげることができます。

更年期障害をやわらげるのは大豆イソフラボンとエクオール

更年期障害のツラい症状をやわらげてくれると今注目されてるのが「大豆イソフラボン」と「エクオール」です。

大豆イソフラボンは、納豆や豆腐などの大豆製品に多く含まれる成分で、以前からエストロゲンと似た働きをするとして注目されている成分です。食品安全委員会で定める1日の摂取上限は70〜75mgで、納豆1パック、豆腐2/3丁でだいたい50mg程度摂取でき、食事から大豆イソフラボンを摂取している人も多くいます。

エクオールは、大豆イソフラボンよりもエストロゲンに似た働きをすると言われており、スーパーイソフラボンとも呼ばれます。エクオールは、大豆イソフラボンに含まれているダイゼインという成分が腸内細菌の働きでエクオールという成分に変化し作られます。個人差はありますが、大豆イソフラボン50mgでおおよそ10mgのエクオールが作られます。

エクオールを作れる人は限られている!?

しかし、大豆イソフラボンを摂取したからといって、だれもが身体のなかでエクオールを作れるわけではありません。残念ながら、日本人の二人に一人はエクオール産生菌を持っておらず、身体のなかでエクオールを作り出すことができません。

エクオール産生菌を持っているかどうかは小さい頃の食生活などにより決まると言われています。そのため大人になってから食生活を変えても、エクオールを作れる体質になることは難しいでしょう。

エクオールが作れる体質かどうかは採尿などによって簡単に検査できます。エクオールは尿と一緒に排泄されるため、エクオールが尿に含まれるようであればエクオール産生菌を持っている体質と分かります。エクオール検査のキットはインターネットで手軽に購入することもできます。

エクオールを作れなくてもエクオールは補給できる

エクオールを作り出すことができなくても、エクオールを直接補給することで同じような効果を得ることができます。最近ではエクオールを配合したエクオールサプリも更年期障害で悩む女性に人気です。

サプリメントなら直接エクオールを補給できるので、エクオール産生菌を持っていない人でも更年期障害をやわらげることができます。また、エクオールサプリは、エクオール以外にもラクトビオン酸などの有効成分も配合されており、より効果的に更年期障害の対策ができます。

こうした食事やサプリメントで更年期障害を緩和させることは有効ですが、どうしても更年期障害がツラい場合には、更年期障害の診察を行ってくれるお医者さんに婦人科などに相談をしてみましょう。

エクオールに副作用などはある?

エクオールを摂取することで更年期障害をやわらげることができますが、エクオールの副作用についてはどうでしょうか。結論から言えば、エクオールは本来、体内で腸内細菌によりつくられる物質のため安全です。そのため副作用などもありません。

エクオールを1日にどれだけ摂取すれば良いという目安摂取量が国などで公式にに定められているわけではありません。ただし、臨床試験などにより1日10mgのエクオールを摂取することで有効性が確認できたという報告があります。そのため人気のエクオールサプリには1日分で10mgのエクオールが配合されています。

食品からエクオールを摂取するには納豆であれば1パック、豆腐なら2/3を毎日食べることでエクオール10mgをつくることができます。ただしこれはあくまでエクオール産生菌を持つ人だけで、蓄積することができないので毎日食べ続ける必要があります。

エクオールを摂取するときの注意点

エクオールを摂取するときの注意点としては妊娠中や授乳中の女性です。妊娠前後や妊娠中は女性ホルモンのバランスが普段とは大きく異なります。そのため女性ホルモンに影響を与えるような食品や栄養成分には注意することが大切です。心配な場合は、からなずお使者さんに相談するようにしましょう。

エクオールを過剰摂取したときの副作用と安全性

エクオールは大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換してつくられるものです。人工的に作られた成分ではなく体内で作られる成分のため、大豆アレルギーを持っている方以外であれば、副作用はなく安全なものです。

しかし、どんなに身体に良いものでも過剰摂取は身体に悪影響を及ぼしてしまいます。もしエクオールを過剰に摂取してしまった場合、どのような影響が出るのでしょうか。

エクオールはどのくらいまで摂取してよい?

2016年12月現在、エクオールの目安摂取量は公式に定められているわけではありません。エクオールを用いた臨床実験などにより1日10mgのエクオールを摂取するのが有効であるという結果が出ています。そのため更年期障害の緩和目的などでエクオールを摂取する場合は、1日10mg摂取するのを目安にすると良いでしょう。

エクオールサプリであれば、1日分で10mgのエクオールを配合したものを選べば良いので迷うこともありません。しかし大豆製品からエクオールを摂取する場合には多少手間がかかります。エクオールは大豆イソフラボンからつくられますが、大豆イソフラボンは豆腐や納豆のような大豆製品から摂取します。そのためエクオール10mgを摂取するためには大豆製品をどれだけ摂取すればいいかが分かりにくいのです。

大豆イソフラボンの目安摂取量とアグリコン型

結論から言います。エクオール10mgをつくる場合、納豆であれば1パック、豆腐なら2/3を毎日食べる必要があります。おおよそこれだけの分量でエクオール10mgを確保できるとされています。毎日食べようと思えば、かなり食生活を気をつけなければいけませんが、それでも十分に現実的に食べられる分量です。

実はエクオールを作り出す大豆イソフラボンには、糖が分離している「アグリコン型」と糖が分離していない「グリコシド型」に分類されます。糖が分離していないグリコシド型は、腸内細菌によって分離されアグリコン型となり、体内に吸収されるようになります。納豆や豆腐のほとんどがグリコシド型だと言うことがわかっています。そのためアグリコン型の大豆イソフラボンに比べ、納豆や豆腐のグリコシド型は吸収率が良くないと言えます。

大豆イソフラボンアグリコンの安全な一日摂取目安量は、食品安全委員会によって上限値が70mg〜75mg/日と定められています。また、特定保険用食品として大豆イソフラボンアグリコンを摂取する場合においても、一日の上乗せ摂取量は上限値が30mg/日と定められています。この上限値は日本人の過去の食経験並びに、臨床研究の結果から設定されたものです。ちなみに臨床試験の結果では、過剰摂取によって子宮内膜増殖症の発症発症リスクが高まるほか、月経周期の延長などの症状が認められました。

ただし、ここで示すような一日の摂取目安量の上限を超えるということはほとんどなく、大豆食品を意図的に大量に食べたり、サプリメントの目安量を超えて摂取したりしていなければ、過剰摂取について気にしすぎる必要はないでしょう。

食品安全委員会 大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A

内閣府食品安全委員会事務局

妊娠中のエクオール摂取には要注意

エクオールは大豆製品を食べることで身体の中で作り出されるもので、医薬品でもないため副作用はありません。しかし妊娠中・授乳中の場合、エクオールを摂取する場合には注意が必要です。妊娠中・授乳中は女性ホルモンのバランスが普段とは異なっているため、女性ホルモンに影響を与えるような食品や栄養成分には注意する必要があります。そのためこの時期にエクオールの摂取をお考えであれば、必ずお医者さんに相談をするようにしましょう。

エクオールをつくれるのは2人に1人?

エクオールは大豆イソフラボンからつくられますが、これは体質により異なります。日本人の50%はエクオールをつくれる体質ですが、半数は体内でエクオールをつくることができないと言われています。

大豆イソフラボンには「ダイゼイン」「グリシテイン」「ゲニステイン」と呼ばれる成分が含まれています。この中のダイゼインが腸内細菌の「エクオール産生菌」によってエクオールに変化します。このエクオール産生菌を持っているのが日本人のおおよそ半数と言われています。

エクオール産生菌は腸内細菌の一つですが、これを持っているかどうかは幼少期に食べた食品などにより決まると言われています。そのためエクオールをつくれない人が食生活などでエクオールをつくれるようになるのは困難と言われています。

エクオール産生菌を持っているかどうかはエクオール検査(ソイチェック)により調べることができます。エクオールは尿と一緒に体外に排出されるものなので、尿を採取することで簡単に検査ができます。検査キットはネット通販などでも販売されているため、気になる場合には調べてみるのも良いでしょう。

エクオールサプリを活用

エクオールをつくれない体質であっても、サプリメントなどで直接エクオールを補給することができます。エクオールサプリは、更年期障害に有効とされる摂取目安量の1日10mgという量でエクオールが配合されているものがほとんどで、エクオールを作れる人作れない人どちらにとっても、手軽で簡単に、安全で有効な量のエクオールを摂取することができオススメです。

また、エクオールサプリには、一緒に摂ると効果的とされる「ラクトビオン酸」を配合したものもあります。ラクトビオン酸は、難消化性オリゴ糖の一種で、大腸まで届き善玉菌の活動を促進する効果があります。腸内環境を整えることでより効果的にエクオールを消化吸収することができます。そのほか、更年期で溶け出しやすくなったカルシウムを吸収しやすくしたり、エクオールの産生を促す効果も期待できます。

大豆製品を毎日積極に食べていても、更年期障害への効果が実感できない場合は、ラクトビオン酸配合のエクオールサプリを試してみるといいでしょう。エクオール生産菌を持つ体質であっても、腸内環境によって産生するエクオール量には個人差があると言われています。ラクトビオン酸はエクオールの産生も促進し、腸内環境も整えてくれます。大豆製品を毎日食べるのは大変ですが、サプリメントを活用することで楽に更年期障害の対策ができます。

エクオールは、更年期に減少した女性ホルモンを補えるため、つらい更年期障害をやわらげる効果があります。更年期の女性の間では、手軽で継続しやすいエクオールサプリを使って更年期障害の対策をしている人が増えています。更年期障害で悩んでいる人は一度エクオールサプリをチェックしてみてください。

スーパーイソフラボン!エクオールの効果・効能まとめ

体内で女性ホルモンと似た働きをすることで、更年期障害の症状を和らげる働きが確認されているエクオール。スーパーイソフラボンとも呼ばれているエクオールの効果・効能についてまとめました。

エクオールの効果・効能とは

更年期症状の改善

加齢により女性ホルモンのエストロゲン分泌量が低下し、ホルモンバランスが乱れることが原因で起こるのがいわゆる更年期障害です。エクオールによって、更年期障害の症状であるホットフラッシュ(ほてり)や首・肩のコリといった症状を和らげてくれることが確認されています。

骨粗しょう症の予防

女性ホルモンのエストロゲンには骨密度の低下を抑制するはたらきがあります。骨も髪の毛やお肌のように新陳代謝を繰り返しすことで強さを維持しています。しかし、加齢によりエストロゲンの分泌量が低下すると新しい骨を作る働きが弱まり、骨密度が低下してしまいます。エクオールを摂取することで、骨密度が低下するのを防ぎ、骨粗しょう症の予防に繋がります。

参考資料:「第2期中期計画暫定評価シート 説明用資料」7ページ

皮膚の老化予防

エストロゲンには、肌の水分量を安定させたりコラーゲンやエラスチンを産生したりするはたらきもあります。エストロゲンが低下すると、お肌のハリ・ツヤを保つはたらきが弱まってしまい、シワやたるみと原因となります。エクオールがエストロゲンを補うはたらきをすることで、皮膚の老化を防いでくれます。


参考サイト: 閉経後女性の肌老化におけるnatural S-equol摂取の影響:無作為化プラセボ対照パイロット試験

エクオールは大豆イソフラボンを基につくられる

大豆製品などに多く含まれる大豆イソフラボンには「ダイゼイン」「グリシテイン」「ゲニステイン」と呼ばれる成分が含まれています。その中のダイゼインが腸内細菌の「エクオール産生菌」によってエクオールに変化します。しかし、エクオール産生菌は誰の腸内にも住んでいるわけではなく、身体の中でエクオールを作り出すことができるのは、日本人の約半数と言われています。

自分がエクオールを作り出すことができる体質かどうかはエクオール検査(ソイチェック)で調べることが可能です。ソイチェック専用の検査キットが通販などで販売されており、専用キットで採尿をして郵送するだけでソイチェック結果が分かります。

更年期障害にも有効とされ、美容にも良いとされるエクオールですが、体内で作ることができない人はどうしたらいいのでしょうか。もし、身体の中でエクオールを作り出すことができない場合でも、エクオールを配合したサプリメントでエクオールを直接摂取することが可能です。

エクオールを摂るならエクオールサプリ

エクオールは、必要な働きをしたのち尿と一緒に排泄される成分のため、身体の中に貯めておくことができません。そのため、もし大豆製品などを摂取して、大豆イソフラボンからエクオールを作るとしても、毎日豆腐や納豆を食べないと効果は期待できません。

有効とされるエクオールの量は10mgと言われています。これは、おおよそ50mgの大豆イソフラボンから作られるエクオールの量に相当します。納豆であれば1パック、豆腐であれば3/2丁、豆乳であればコップ1杯の量で大豆イソフラボン50mg程度となります。大豆製品の摂取量として特別多すぎる量ではないので、もちろん毎日食べ続けられる人もいると思います。

しかし、前述したように、もともと体質としてエクオールを作ることが出来ない人もたくさんいます。また、エクオールを作れる体質の人でもエクオールを作ることができる量は腸内環境などにより個人差があると言われ、大豆製品を毎日摂っているのに思うような効果が実感できないという人もいます。そんな人達におすすめなのがエクオールサプリです。

エクオールサプリは、エクオールの1日の摂取目安量を有効とされる10mgに設定しているものが多く、過不足なく簡単にエクオールを摂取することができます。また、エクオールサプリの中には、ラクトビオン酸という有効成分を配合したものもあります。

ラクトビオン酸は、オリゴ糖の一種で、大腸まで届き、腸内環境を整えてくれる働きがあります。また、カルシウムの吸収も高めてくれるため、更年期に起こりやすい骨粗しょう症の予防にも役立ちます。さらに、エクオールの産生を促進する効果もあるため、エクオール産生菌を持っていない人はもちろん、エクオール産生菌を持っている人にもおすすめの成分です

エクオールサプリには色々と種類もあるので、自分にあったサプリメントを見つけて、手軽に更年期対策をしてみてはいかがでしょうか。